【洗顔ブラシは肌トラブルの救世主】洗顔ブラシの正しい使い方をマスターして肌トラブルを改善しよう!
皆さんは「洗顔ブラシ」をご存知でしょうか?
最近では、SNSなどでお気に入りの洗顔ブラシを紹介して話題になるなど、興味を持たれている方も多いと思います。
しかし一方で、使い方がよくわからない、肌にダメージを与えそう・・・など、疑問や心配の声も聞かれます。
そこで、ここでは洗顔ブラシの種類と特徴、効果的な使い方やメリット、保管方法などをご紹介いたします。
「洗顔ブラシは肌に悪い?」誤解を防ぐ正しい使い方
とても残念なことに、「洗顔ブラシは肌に悪い」というイメージを持っている方は多いようです。
- ・「肌が傷つく」
- ・「毛穴が開いてしまう」
- ・「必要な油分も洗い落としてしまう」
などマイナスイメージを持たれてしまうのは、誤った使い方をしているからかも知れません。以下でご紹介する正しい使い方を守れば、そのようなマイナスの結果はおこらないと思います。是非チャレンジしてみてください。
力を入れすぎない
洗顔ブラシで洗うと肌がヒリヒリするという方がいますが、肌に合っていないものを使用しているか、力を入れすぎているか、長時間使用してしまっていると考えられます。過度な負担をかけてしまうと、過剰な刺激や摩擦で肌にダメージを与えてしまうことになりかねません。力加減と使用時間に気をつけましょう。
自分のお肌に合った使用頻度を守ってお手入れする
洗顔ブラシで顔を洗うと、毛穴の汚れがきちんと取り除かれる事で様々なメリットが生まれますが、自分の肌にあった使用頻度でお手入れしなければ肌に過剰な刺激を与えてしまう事になり、肌荒れや乾燥を引き起こしてしまいます。
皆さんの肌は普通肌、脂性肌、乾燥肌、敏感肌の方など色々なタイプの方がいらっしゃると思います。最初は少しづつ使用し、使用後の自分の肌の状態を確認しながら、使用頻度を決めて継続するようにしましょう。
自分の肌に合ったブラシを選んで使用する
洗顔ブラシには大きく分けて天然毛と人工毛の2種類があります。
それぞれに特徴があるので、値段や一般的な口コミだけで選ばずに自分の肌に合った素材のブラシを使用するようにしましょう。肌は人それぞれ違いますので、他の方に良くても自分には合わないという事があります。自分の肌にあった素材のブラシを選ぶようにしましょう。
使用後のブラシの保管方法に気をつける
洗顔ブラシは、しっかり水気を切って乾燥させ、清潔な状態で保管することが大切です。湿度の高い場所に長時間置いておくなど保管の仕方を誤ると、肌にとっては逆効果になってしまいますので、正しい方法で保管するようにしましょう。
以上のポイントを守って洗顔ブラシをお使いいただくことで、毛穴の汚れが取り除けて肌の状態が整い、トラブルの改善につながります。
洗顔で肌トラブルを改善しよう
手では落としきれない毛穴の汚れなどは、洗顔ブラシをお使いいただくことでしっかりと取り除くことができ、肌トラブルの予防や改善にもつながります。
よくある肌トラブル例
毛穴の開き
皮脂が毛穴につまり、毛穴が開いてしまった状態。
放っておくと詰まった皮脂が酸化し、その刺激を受けてさらに毛穴が開いてしまう恐れがあります。洗顔で毛穴の汚れをきちんと取り除くことが大切です。
ニキビ
余分な角質や皮脂が毛穴に詰まり、炎症を起こして隆起した状態です。ニキビはホルモンのバランスなどの要因もありますので、ここではお肌のケアとしての側面からおつたえできることとして、ニキビケアの基本は肌を清潔に保つことなので、丁寧な洗顔が重要になってきます。
いちご鼻
小鼻の毛穴に余分な皮脂や汚れが混ざって出来た角栓が詰まり、苺のつぶのように点状に見える状態です。角栓は除去しても再び出来てしまうので、定期的なケアが必要です。
このようなトラブルが起こる前に、洗顔ブラシを使って丁寧な洗顔をすることでお肌の状態が整えられ、予防や改善につながります。
洗顔ブラシを使うメリット
肌トラブルの予防と改善に洗顔ブラシを使った洗顔が効果的な理由として、洗顔ブラシを使うメリットをご紹介します。
1毛穴の汚れがしっかり洗える
洗顔するだけでは、毛穴の汚れまで取り除くことは難しいのですが、洗顔ブラシを使えばブラシの毛一本一本が毛穴の汚れを掻き出し、洗顔する事ができます。Tゾーンや小鼻など皮脂分泌が多いパーツでは、ニキビ・いちご鼻などの予防や改善につながります。
2肌の新陳代謝を促してくれる
私たちの肌は、時間をかけて徐々に新しく生まれ変わっていますが、古い角質が肌に残っていると黒っぽく見えてしまいます。
洗顔ブラシで丁寧に洗顔すると、毛穴の汚れが取り除かれることで肌の新陳代謝がスムーズになり、お肌のトーンがアップする効果も期待できます。
3化粧水や美容液が浸透しやすくなる
洗顔ブラシを使った洗顔では、毛穴の汚れを掻き出してくれるので、洗顔後の化粧水や美容液などが肌に浸透しやすくなります。
4マッサージ効果がある
洗顔ブラシを使用すると、ブラシの毛先がお肌に適度な刺激を与えてマッサージ効果を生むため、血流やリンパの流れが良くなります。特に天然毛のブラシは、柔らかい毛が優しく触れるので、過度な負担がかからずオススメです。
ただし、お顔はデリケートで皮膚が薄く柔らかいので、強すぎる刺激を与えてしまうとかえってダメージに繋がります。強く使いすぎたり長時間の使用などは避けるよう心がけましょう。
オススメの洗顔ブラシはこちら
洗顔ブラシの使い方
<フェイスブラシの使い方>でもご説明していますが、洗顔ブラシの手順をご紹介いたしますので、ぜひ実践してみてください。
1.洗顔ブラシを濡らす
洗顔ブラシを水で濡らします。
2.洗顔料を泡立てる
片方の手のひらに石鹸を持ち、水で濡らしたブラシを石鹸の上でくるくる円を描くように優しく撫でて泡立てていきます。ブラシの上に泡がふんわりと乗る程度に泡立ててください。
泡だて方のポイント
水分が多いとうまく泡立たないので、ブラシを濡らした後に軽く振って水気を調節するとよいです。
3.洗顔ブラシで優しく洗う
いよいよ洗顔ブラシで顔を洗っていきます。
肌の上を優しくマッサージするようにブラシで円を描きます。
ポイント
肌に押し付けるようにして洗ってしまうと、肌荒れや、ブラシの毛が潰れてしまう原因にもなるので毛先の平らな部分が優しく顔にあたるようにして下さい。
4.ぬるま湯で洗い流す
ぬるま湯で顔全体をしっかり洗い流した後、優しく水分を拭き取りましょう。
天然毛洗顔ブラシの乾かし方&保管の仕方
毛先の繊細さと柔らかな肌触りを持ち、使い心地抜群な天然毛の洗顔ブラシ。
自然素材にこだわる方や、高級品と言われる天然毛のブラシに憧れている方も多いと思います。「だけど、天然毛って扱いが難しいのでは?」という懸念の声もありますので、ここでは天然毛の良さを十分に生かせる洗顔ブラシの正しいお手入れ方法を紹介します。
洗顔後の乾かし方
1 しっかり水で泡を洗い流します
洗顔後はブラシをきれいにすすぎ、石鹸と水分を十分におとしてください。
毛が絡んでしまったときは、クシでほぐしてください。それでもほぐしきれず、毛の根元の部分が絡んでしまった場合には、リンスをしてクシでほぐして下さい。
2 水をよく切り、濡れた毛をタオルでしっかり拭き取ります
3 毛を下向きにして置き、保管してください
使用後はタオルなどに水分を移しよく取り除いた後、毛を整えて、風通しのよい状態で毛が下向きになるようにして置きます。(下向きに置くと木に水分がたまらずに木や毛の水分が下に落ちます。)
保管場所について
湿度の高い場所に長時間置いたままにすると、木部の黒ずみや毛の傷みの原因となります。
また、換気扇やエアコンで乾燥したり、直射日光の当たるところで乾かそうとすると木部に負担がかかり、割れの原因となります。
そのため、日陰で自然な風が当たる場所に保管しましょう。
天然毛ブラシの使い方と乾かし方については、こちらの動画でもご紹介しています
洗顔ブラシの正しい使い方をマスターして、トラブルのない素肌を手に入れましょう!
いかがでしたでしょうか?洗顔ブラシは正しい使い方を身につければ、大きな効果が得られるアイテムです。ぜひ、ご自分の肌質に合った洗顔ブラシを手に入れて、トラブルのないお肌を目指してくださいね。